インスリン 役割

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 インスリンの重要な役割

糖尿病は高血糖が続いてしまう病気です。でも高血糖は日々誰でもなっているんです。血糖値は誰でも上がったり、下がったりしているんですね。

空腹の時は、血糖値を上げる作用のあるホルモンが分泌されて、血糖値が上がります。肝臓に貯えられていたグリコーゲンをブドウ糖に分解し、血液の中に流すように働きます。

血糖値を上げる作用のあるホルモンは、アドレナリングルカゴン、コルチゾールなどです。

そして、血糖値を下げる働きをするのがインスリン(インシュリン)です。食事の後などは、約 2〜3時間は血糖値が高くなりますので、インスリンの活躍が重要になるんです。

インスリンは、胃の後ろ側にある膵臓(すいぞう)から分泌されます。膵臓には、ランゲルハンス島と呼ばれる特別な細胞の集まりがあります。そしてこの細胞の集まりの中でもβ細胞という細胞がインスリンを作ったり、貯えたりしているんですね。

インスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変えるためのホルモンです。血液の中のインスリンは、ブドウ糖が筋肉の細胞などでエネルギーとして使われるのを助けます。

そして、脂肪細胞の中でも、ブドウ糖を脂肪に変えたり、蓄えられている脂肪が分解されるのを抑えたりします。

また、ブドウ糖が肝臓や筋肉でグリコーゲンに合成されるのを助ける役割もあります。

インスリンが血糖値を下げるのは、それらのような働きによってのことなんですね。

インスリンが血液の中のブドウ糖をエネルギーとして使われるように働き、その分のブドウ糖が減ることで、血糖値が下がる、というわけです。

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