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糖尿病は血液中のブドウ糖の量が多くなる、「高血糖」の状態がつづく病気です。ただ、これだけですと「高血糖がつづくだけなら、何も問題ないんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かに血糖値が上がるだけで終わってくれれば、なにも怖くはありません。
ただ、糖尿病が問題とされるのは、高血糖によって引き起こされる合併症にあります。
糖尿病の合併症はいろいろなものがあります。身体全身に様々な症状があらわれる、とても怖い病気なんです。
高血糖は血管を傷つけます。さらに自律神経や末梢神経(まっしょうしんけい)にも害をあたえます。そのために色々な合併症が引き起こされます。
そして、高血糖により、脳梗塞(のうこうそく)や、心筋梗塞になる危険性も高くなります。
糖尿病は、細菌などへの抵抗力も弱くなるので、感染症にも注意しなければなりません。
色々な合併症こそ、糖尿病の恐ろしさなんですね。そして糖尿病はなかなか自覚症状が表れにくいので、日頃から注意する必要があります。
それでは次のページでは、糖尿病の3大合併症を詳しく解説していきます。
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