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糖尿病の種類は、大きく 4つの種類に分けることができます。
それは 1型糖尿病、2型糖尿病、特定の要因によるその他の糖尿病、妊娠糖尿病、小児糖尿病です。
・1型糖尿病
膵臓のランゲルハンス島のβ細胞(B細胞)が破壊されたために、インスリンの分泌量が不足することで起きます。
・2型糖尿病
インスリンの分泌量の不足や、分泌のタイミングの遅れ、そしてインスリンの作用が低下して起こる(インスリン抵抗性)。
・特定の要因によるその他の糖尿病
他の病気が原因で起こる二次性糖尿病のほか、遺伝子異常によって起こる糖尿病も含まれる。
・妊娠糖尿病(にんしん とうにょうびょう)
妊娠によって引き起こされる糖代謝異常。多くは一時的なものだが、数年後には本格的は糖尿病になるケースもある。
・小児糖尿病(しょうに とうにょうびょう)
子供の糖尿病のことです。以前では、小児糖尿病といえば 1型糖尿病のことでしたが、現在では子供の
2型糖尿病の発症率が増加傾向にあります。
ちなみに、子供の1型糖尿病の発症率は、1年間で人口 10万人あたり約1.5人程度、2型糖尿病の発症率は、1年間で人口
10万人あたり約4〜8人といわれています。
日本での糖尿病は、 2型糖尿病がほとんどです。2型糖尿病は、乱れた食生活・運動不足などの生活習慣や、加齢、体質などが関わっているものです。
それでは次のページからは、「一型糖尿病」「二型糖尿病」それぞれについて詳しく見ていきましょう。
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